恵心尼の如是我聞

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□ 恵心への道~第三章 □

其の七

 二回目の因縁解除を四十九日間して頂くことになった。

 初日は無事に終わったが、二日目に邪魔が入り、実家でのご供養が不可能となった。

 それで今現在住んでおられる家で引き続きご供養されることになった。

 どんな邪魔が入ろうとも、ご供養をするのかという心を試されたのだろう。

 そして四十九日目の満願の日に我々二人のほかに霊能者の女性も一緒に行くようにと師からのご指示で三人で行かせて頂いた。

 ご供養が済んで、霊能者の方が言うには、先導してみんなを唆している者がいて、その人は武家の女性で、


  「金銭的に困窮し泣く泣く女衒に売られ、武家の女性でありながら下々の男達の相手をさせられた屈辱でプライドをずたずたに
  され怨みも深く、何故我々は被害者なのに天から叱られ、天に帰れと言われなければならないのか。
   悪いのはそちらの先祖の者だ。」


と言っていると言われたので、


  「貴方々は霊としての心の中の過去世の記憶を紐解ける筈だからもう一つ前の過去世を見てほしい。
   そこに、その原因がある。
   全てのものは因なくして結果はない。
   前の世で貴方々がしたことが、そのまま自分に返り、結果としての運命を受けただけであり、このまま人を怨んで裁くなら、
  次の世で再び、裁かれる結果を呼んでしまう。」


ということを伝えた。

 天に帰るのは追い払うのではなく、天上界こそ、真の霊としての故郷であり、安らぎの地であるからだ。

 そして、天に帰らねば、次の世への転生もなく、墓や仏壇から次の世への転生は出来ず、まして人を怨み地獄へ落ちれば、地獄から抜け出ない限り次の転生も一瞬の安らぎもない。

 そんな事をやりとりしていると、その女性が、私はただ慰め抱いて欲しかったと言っていると聞いて、私も涙が出そうになり、しかしここで言わなくてはと、


  「そんな抱いてもらって満足する一時的な救いでいいのですか。
   我々は永遠に続く怨憎会苦の因縁を解いて、これから先の無数の転生を救う為に来ている。
   早く天に戻りなさい。
   天で貴方の両親が待っている。
   天で両親に抱いてもらいなさい。
   又、両親は貴方は女衒に売ったことをずっと後悔し、死ぬまであなたの事を思われ反省されていると思う。」


と伝えた。

 だんだん落ち着かれてきたのか、もう一度ご供養して欲しい、師の書かれた経文を理解したいと言われたらしい。

 この方は、読み書きの出来た方なのでやはり武家の出で理解力も持っておられると思うので、年明けにもう一度ご供養をして頂く事を約束し、最後に有難うという言葉を言って下さった。

 このように、怨む者も怨まれる者も、共に転生の度に入れ代り互いに、怨み怨まれて今日に至っており、どこかでその連鎖を切らない限り倖せな人生など送れる訳もなく、今世師によって初めてこの因縁の実態が表面化したことが救いの大きな第一歩であり、それを受け入れるか受け入れないかは、霊自身の心に神は委ねておられる。

 この世が、魂の修行の場であるという事は、どこかで人は皆、このような因縁を持ち、その自ら作り出した因縁で永い転生、苦しんでそこから再び抜け出して心を大きく成長させ、再び同じ過ちを犯すまいという学習を心に刻みつけていくのである。

 又、この様な体験・経験こそが宝であり、心の糧となり、今度は同じような苦しみの中にいる人々を救う側に廻り、仏として人を導く事が出来るのである。

 神から創造された幼い魂が人を救う仏としての魂に至る迄、我々はこの世とあの世を転生し続け、進化と浄化を繰り返しやがて神の御心の中へ何時の日か戻っていくのである。

 神仏の愛と慈悲に満ち満ちたこの世こそ、本当に有難い、心の修行の場であることを知って欲しいと願っています。


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Date:2010/02/22
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