恵心尼の如是我聞

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□ 恵心への道~第三章 □

其の六

 次いで、ある方の家系の因縁を例として書かせて頂きます。


 これは、師が霊的に調べられ分かった事で、ここの家は享保の飢饉のときに、錣屋(しころや)という屋号で米問屋をしておられた。

 錣とは、兜の後ろの所に付いている首を護るための金具らしい。

 この米問屋の多治兵衛という人が、当時、札差しをしていた。

 享保17年、イナゴなどによる害で近畿以西を襲った大飢餓の時、幕府は、被害のない地方から救援米を送らせたが、米価は高騰した。

 当時の餓死者は、1万人以上と推定され、打ち壊し、一揆が起き、下級武士なども困窮する生活となり、札差しに金を借りたりした。

 又、米問屋は米を買う時は大き目の升で計って買い、売る時は小さ目の升で売るなどして儲けた。

 この為、多くの者が札差しを恨んで死んでいったり、又、やむを得ず娘を女衒(ぜげん)に売ったりした者も出て、怨みの深さは幾重にも広がっていた。

 その怨みの因縁を持たれている為、子孫は様々な悪影響を受けておられ、運命はどうしても良い方向にはいかない。

 こちらのお宅では、二度目の因縁解除のご供養をさせて頂く事になった。

 初めは、この怨憎会苦の因縁の詳しい事が分からず、ただ子孫が幸せになれないのは何かあるのではと、四十九日して頂いたが、雲をつかむような話で実態が分からなかった。

 しかし今回は機が熟すと言おうか、ご本人も正法をしっかりと理解され、今世師とお会いさせて頂いているこの機会を逃さずに、きちんと自らの家系の因縁を解こうという思いを強く持たれた。

 師も自分に長年ついて来てくれた信者の方々の因縁を解いてやりたいという思いが満ちて、この度、この家系の怨憎会苦の因縁の全貌が明らかになった。

 天の計らいは、その人の心を見て、一番良い時にその機会を与えて下さる。

 又、誰もそうであるが、自分や自分の家系の悪因縁は信じたくないし、認めたくないが先ずは、しっかりと自分の心を見つめ、これを受け入れてご供養させて頂かないと相手は納得することはない。

 認めて心からの謝罪と反省なく因縁の解除など出来る訳がないのである。


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Date:2010/02/02
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