恵心尼の如是我聞

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□ 恵心への道~第三章 □

其の五

 その後も色んな方の因縁解除に行かせて頂いた。

 金銭因縁や色情因縁等、人に恨みを買うようなことを、人として生まれた我々は皆、多かれ少なかれ転生の中でしているのである。

 因縁のない家はないと言っても過言ではなく、知らないだけなのだ。

 これまで行かせて頂いた因縁解除、怨憎会苦の中で色々と学ばせて頂いたが、一番大切なことは、相手の心情を知ることである。

 何故怨んでいるのか、どれ程苦しみ、悲しみを受けたかを知ること。

 自らの罪の深さを知り心からの謝罪が必要であり、相手の立場に立って自分ならどう思うかを反省しなくては、いくら口先だけでご供養を何百回繰り返しても因縁は解除できない。

 又、迷惑かけた相手、例えば殺したり、自殺に追い込んだりした場合、その相手の怨みをかうことは当然で、それだけでは済まず、相手の家族、両親や兄弟姉妹、先祖から子子孫孫までの怒り、憎しみ、怨みをかい、昔から七代祟ると言われるように、犯した罪故に、幾代にも渡り好い運命、人生に恵まれないという結果が来るのである。

 謝罪のご供養をする時は、そういう事を考慮してすべきであるし、又、自分や家族に怨みの念がきては困るから、ご供養するのでは自分の事を考えた災いを避けるだけの心なので相手は、承知しないだろう。

 このような、怨憎会苦の因縁は双方共に転生の度に、やった、やられたを繰り返している事が多く、例えば親の敵と敵討ちをすれば今度は討たれた子供達が又、親の敵と討ち返し、果てしなく仇討合戦が続くのと同じである。

 永い転生の中で、そういう相手に出会えば、ただ仇討を繰り返すのではなく、互いに同じ業を持つ者が会わされていることに気付いて、相手の言動に自分を重ねて、同じ穴の貉であり、運命の中で会うべくして会わされていると知るべきである。

 そして、互いに無益な争いを冷静に反省し愚かしさを知って、怨憎会苦の因縁から解放され、良き来世へ向かって欲しいと思うのである。

 故に、ご供養に行かせて頂いても、我々は怨まれる側にも、怨む側にも立たず、中立の立場でその愚かしさと因果の法則の故にこうなっていることを、お伝えして双方共に反省して頂くよう神仏の御心を伝えさせて頂いている。

 人として生まれ、永い転生を繰り返せば、当然、様々な因縁や業を持つが、その一つ一つを乗り越えて、我々はいつか仏となり成仏し、今度は人を導く側としての転生が待っている。

 人助けの中で自らの心をさらに進化させ、浄化させ、限りなく心を向上させていくための一過程を、今、この世で生かされ生きているのである。

 生かされ生きて心の修行に出して頂いていることを自覚すれば、自ずとその生き方と、思いや考えの大切さがわかるのではないだろうか。


五
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Date:2010/01/23
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